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公文書管理推進議員懇話会 [2013年公文書管理問題]

前回のブログで紹介した上川陽子衆議院議員を中心とした公文書管理推進議員懇話会の国立公文書館新館建設の要請書(2013年6月19日)。
上川事務所に手紙を送った所、要請書の原文をいただいた。
公開を検討中とのことなので、引用の範囲内で紹介してみたい。

要望書の題名は「国会・霞ヶ関周辺への新たな公文書館建設に関する要請書」

日本の国立公文書館は他国と比べて規模が「著しく見劣りする」などのため、現在は「広く国民が利用できる国民本位の公文書館体制となっていない」。
そこで、「全国から国会見学に訪れる小中学生を始めとする多数の国民が訪れやすい国会・霞ヶ関周辺の土地(例えば、衆議院所轄の自動車置場など)を活用」して、重要な公文書などを展示解説するなど、「国民共有の知的資源として公文書を身近に利用できる中核的施設を新たに整備すべき」である。
そのため、「政府において、国会・霞ヶ関周辺への新たな公文書館建設に係る調査検討費を平成二十六年度予算に計上すること」を求めている。

内容を分析すると、現在の施設にプラスして新館を建設するというよりは、「中核的施設」として、分散している歴史公文書を一括して管理できる施設の新たな建設を要望しているように見える。
前回紹介した新聞記事を見ると、尖閣などの文書を展示することが要望書にあるとのことだったが、要請書を見ると、重要歴史公文書として列挙された中に「領土」は入っているが、尖閣や竹島のような具体名が入っているわけではなかった。
これは口頭で話をしたということなのかもしれない。

国会・霞ヶ関周辺という場所については、学生生徒の国会などの見学ツアーに組み込めるようにということが念頭にあるようだ。
具体的な場所まで書かれているので、ひょっとするとその土地を使える算段があるのかもしれない。
ただ、霞ヶ関の官僚が見に来やすいようにというニュアンスは入っておらず、基本的には「歴史資料」をどうするかという視点で書かれた文章だなと感じた。

なお、懇話会のメンバーであるが、要請書に書かれているのは

会長 谷垣禎一
副会長 保利耕輔、河村建夫、細田博之、魚住裕一郎(公明)
幹事 佐藤勉、岡田広(参議院)、大口善徳(公明)
事務局長 上川陽子


公文書管理法制定時の「公文書館推進議員懇談会」のメンバーと比較すると、重なっているのは保利、河村、細田、上川各氏の4名。
もちろん、他にもメンバーはいると思われるので、重なっている人はもっといるのではないかとは思う。

今後この問題がどのように展開しているのか注目したい。

なお、秘密保全法案がこの秋に提出されることはほぼ確実な情勢なので、これについては案が出てきた段階で一度きちんと分析してみたい。
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